ヨガと首の関係

七つの頚椎を持つ男、クラソノです。 あなたの頚椎は何本ですか?頚椎とは首の骨のことです。英語ではcervicalといい、頚椎はC1,C2・・・と表現されます。ちなみに私は7本ありましたよ。 ちなみにほとんどの哺乳類の頚椎は7つです。象さんもキリンさんもネズミさんも7つ。きっとあなたも7つあると思います。 ということが子供の図鑑に書いていました。子供向けとはいえ、結構難しいこと書いています・・・ さて、いうまでもなく首というのはすごく大事な部分です。脳と体をつなく場所。可動域もかなり大きい。ゴキッゴキッとやっている人もいますが、無理にひねったりしないようにしてくださいね。脳に近いので、最悪の場合には何かしらの後遺症が残ることがあるそうです。 寝違えた場合も安静にしてくださいね。整体に行く人もいるようですが、大体の場合悪くされますから。「寝違えただけなら帰っておとなしくしてください」とタダで帰してくれるような良心的なお店は多くありません。 こういうことは多々あるのでまずは自分で正しい知識を持っておくことが一番の予防策です。寝違えたら、無理に動かさない、揉まない。最善の策は首に異変を感じたらとりあえず病院に行くことですよ。 さて、首(のど)はヴィシュッダチャクラと呼ばれるエネルギースポットになります。空のエネルギーでコミュニケーションや自己表現などに関わるチャクラです。ヨガの考えでは、それぞれのチャクラを刺激するポーズを行うことでそのチャクラに関する効用がある、と考えています。 首を捻ったり、伸ばしたり、縮めたり、首を支点に倒立(逆立ち)したり、肩で倒立したりなど首に負担がかかるポーズもありますが、くれぐれも、くれぐれも無理しないでくださいね。 あなたが無理をしているのかどうかは、外見では中々判断ができません。隣の人ができてるからと競争心を持たないでくださいね。 ヨガはそういうもんじゃありませんから。心穏やかに、動きと呼吸を合わせて・・・ですよ。 そもそもここのスタジオで倒立とかしない、、、とは限りません!そのうちやってみましょうか!? で、あなたの頚椎は何個でした?

ヨガの種類

クラソノです。 先日、ラジオから素敵な歌が聞こえてきまいた。 ♪every child has a beautiful name, a beautiful name ,a beautiful name ・・・♫ ご存知の方はいるかと思いますが、ゴダイゴの歌です。 知らない人はこちら! いやーなんかいいですね。 この歌の前の歌詞がまた素晴らしい・・ なんでもないことですが、ちょととジーンとしましたね。 ところで、私には色々な名前があります。 代表、kura先生、ハル、おじさん、パパ・・ 実は、七つの名前をもつ男とも呼ばれています。 さて、 人には色々な呼び名があるように、 ヨガにも様々な名前があるのです。 ひとくくりにヨガっていうけど、実は色々あるんです。 分類の方法も色々あって、どこからどう分けるのか、によっても色々ですが、 今回はある程度有名なものを紹介します。 ラージャヨガ・・・インドで古来(数千年?)の歴史をもつヨガ。 ポーズはほとんどなし。座って瞑想して、悟りをえるもの。 今や日本じゃヨガって呼ばないよね、って感じです。 ハタヨガ・・中世インドにできたヨガ。現在のポーズをとるヨガの大元。 その頃のハタヨガは、今のとはまた全く違う感じだったらしいです。 今のヨガのほとんどはハタヨガ系です。 以下に紹介するのも、皆ハタヨガの仲間です。 アシュタンガヨガ・・ポーズの順番が決まっていて、それを練習するヨガ。 ポーズが厳格に決まっているので、上達具合が分かりやすい。 トレーナー的には「このポーズができることに何の意味があるのか?」と思うポーズも。。。 ヴィンヤサヨガ・・・連続的な流れで、身体と動きと呼吸を連動させるヨガ。 インストラクターの腕の見せ所多し。 パワーヨガ・・・その名の通り、ちょっとパワーです。 宗教感がより少ないイメージがします。 この他にもアイアンガーさんが考えたアイアンガーヨガや、 元祖ホットヨガのビクラムヨガ、 日本では沖先生の沖ヨガが有名な独自路線ですね。 最近ではフィットネスヨガとしてヨガフィットなんてのもあります。 そのほかにも 親子ヨガ、キッズヨガ、骨盤ヨガ、マタニティヨガ、シニアヨガ、コアヨガ、、、 顔ヨガ、笑いヨガ・・・・ もう”ヨガ”がつけばなんでもいいみたいな感じです(笑) 誤解を恐れずに言えば、 『ヨガがつけばなんでもいいんじゃない?』 という節操のなさがヨガの良いところなのかもしれません。 なんでそんな違いがあるのか? それにはヨガの歴史に隠されています。 これはまたいつか説明しましょう。

ヨガのパーソナル指導ってどうなん?

7つの顔を持つ男、クラソノです。 ヨガスタジオ責任者として、経営者として、トレーニーとして、空手家として、夫として、父親として・・・ そうなんです!私、ジムでトレーナーをしています。(たまにね)っていうか、これが表の顔です。 トレーナーとして運動指導する場合にはメニューはある程度決めているものの、様子を見ながら変えます。 これはすごく大事なことなんです。あらかじめ決めたことをそのままするのでなく、その日の体調や流れの中でやっていくことで、怪我も予防できるし、効果を上げることができます。 筋トレの場合は、その日の体調は数字になって出てくるので分かりやすいですが、ヨガって分かりにくいですよね。 その意味でヨガって本来は1対1のパーソナル向きなのかもしれない、と思うことがありますね。実際そういうスタイルでやっているスタジオもあるでしょうし、実は、Classo yogaでも個人指導、パーソナル指導というのはやっています。(若干、高くなりますけどね。) 一人一人の体調や、様子を細かく見るのはかなりスキルを要します。だからこそ、スタジオで皆で行う場合は、何回も何回も「無理しないで」とか「自分のペースで」と言うんです。 本当に無理はダメですよ。 そもそも、ヨガの完成形なんてありませんから。このポーズができたからすごい、とかじゃないですから。このポーズができたらゴール!というものでもありません。 気持ち良いところで、(先に行きたいのを)我慢して、しっかり呼吸して意識を「今ここに」集中する、ということですね。 繰り返しますが、ヨガのポーズは絶対に無理しないでくださいね。人には人それぞれの、その時の可動域というのがありますから。その範囲内で無理しないように動いてくださいね。 ヨガのポーズ、結構無理っぽいのありますからね。トレーナー視点で見て、「このポーズができるのって逆にどう?」っいうやつ。

ヨガをしている時の目線は?

クラソノです。 とうとう9月です! 知ってましたか?あと4ヶ月でお正月なんですよ!でも、その前に秋が来ます。 実りの秋。  果物や果実が熟しているかどうか、どうやって判断しますか?  目、口、鼻、耳、触の五感のうち、どれを使います。  まさかいきなり口じゃないですよね・・・  多分、まずは目で見て判断するはずです。なぜならあなたは大人の「人間」だから。 犬や猫だとこうはいきません。必ず匂います。いくらあなたがキレイな方でも、犬や猫にしてみればどういう匂いをしているかの方が大事です。   夜行性の動物は視覚以外の器官が発達していますよね。犬は鼻や目がききますし、コウモリは耳が発達しています。   進化の中では、猿以降が視覚優位であると言われています。昼行性であることや、雑食性で果物が熟しているかどうか判断する必要もあったでしょう。敵や獲物をいち早く発見するために発達したという理由もあるでしょう。アフリカ人の視力はすごいらしいですからね。ひと昔、オスマンサンコンという芸人は視力5.0とか言ってたし・・・ さて、話をヨガへ。  ヨガでは意識を内側に持っていくことが非常に大切。それこそがヨガとも言えます。  外の音を聞くのでなく、自分の内側の声をきくことが大事だと。 ヨガではポーズのことをアサナとかアーサナと言いますが、ポーズの見た目でなく、自分にとってそのポーズが心地よいかどうかを重視しましょう。   インストラクターの姿勢を真似することは大事かもしれませんが、インストラクターの形に近づくことを目標にするのでなく、自分にとってその形がどうなのか、を大切にしてください。  必死な顔して息をこらえて真似をするより、気持ちよい状態で呼吸に集中してください。 つまり何が言いたいかというと・・・私がクラスに参加した時、できてないアサナがあっても「この人、できてないな・・・」なんて、気にしないでくださいね、ということ。 ・・・・・・じゃなくて、 ヨガに集中しましょうということです。 ヨガでは集中しやすいように、それぞれのアサナでは目線(ドリシティ)が決まっています。 インストラクターが指示すると思いますので、そこに意識を集中してください! 大丈夫、私もあなたのことを気にしていませんので、お互い様ということでよろしくお願いします! ヨガをしているときは視覚情報をシャットアウトしましょう!

1 ヨガとストレッチの違いは何ですか?

ヨガ=ストレッチ+瞑想+呼吸+哲学+・・・ 分かりやすく一言で言えば、 近代的なストレッチエクササイズに呼吸や瞑想の要素を加えたものがヨガになります。   加えて、ヨガはストレッチする(伸ばす)だけでなく、筋肉を縮めることを意識したり、筋トレ的な要素も含まれます。   さらには、単なるエクササイズでなく考え方や哲学なども含んでいます。全部含めてヨガなのです。   またストレッチがある特定の部位の筋肉にフォーカスするのに対して、ヨガの場合はストレッチと同じように見えるポーズでも、姿勢や呼吸の調整など、身体全体を意識することも大きな違いです。   まぁ、そもそも これがストレッチ、これがヨガなんて分ける必要はありません。 ストレッチだって呼吸を意識すれば良いのですから。