日頃から

”ヨガのポーズに絶対の完成形はない”

という話をしています。

雑誌やインスタに出てくるような、いわゆる”美しいアーサナ”を目指す必要は全くないと。

”あなたはあなたなりの完成形があります”と。

もっと言えば

”今日の”あなたには、”今日のあなた”の完成形があります。


これはずっと今の身体のままでいいですよ、ということではありません。

やはり適切な可動域は欲しいし、動ける範囲でしっかり動けるようになることを心がけることは悪いことではありません。

今回は、

あなたがポーズが取れない理由

について身体的、解剖学的な側面から説明します。

こういうことを学ぶことで、少しずつでもヨガや自分の身体を理解していってください。

主に3つの理由に分けました。

1 骨格

2 筋肉、筋膜

・筋肉の強さ、硬さ

・筋膜の緊張

3 神経系

・筋肉出力

・筋コントロール

です。

それぞれ簡単に解説します。

1 骨格の問題

人それぞれ微妙に、というか、、かなり違っています。

しかし、骨については努力しても変えられません。

無理をしても怪我をするだけです。

骨が擦れて削れたりするかもしれません。

開脚や後屈のポーズなど”いわゆる”美しいヨガのポーズに必要不可欠な要素こそ骨格の問題であることが多いので、ここが問題なのですが、、

あなたはきっと理解していると思いますが、絶対に無理は禁物です。

2 筋肉や筋膜の強さや硬さ、緊張

・筋力の問題

筋力不足が原因の場合です。

ハンドバランスのアーサナや一部のアーサナについては筋力不足が原因の一つになることがあります。

・硬さの問題

硬さは強さとも関係してきますが、、

何かどこかの筋肉が緊張している、または拘縮しているために動けないこともあります。

これは、ゆっくり時間をかけることで、次第に解決することができる場合が多いです。

前屈などはハムストリングやお尻、背中、ふくらはぎの筋肉や筋膜の硬さが妨げになっていることが多いです。

これらをゆっくりとほぐしたり、伸長させることで本来あるべき長さ、硬さへ戻すことができるでしょう。

3 神経系の問題

最初できなかったチャトランガやダウンドッグができるようになるのは、筋力のアップでなく神経系の問題であることが多いです。

ちなみに、、運動神経という神経はありませんので。誤解なきよう。

筋出力:

最初は10本しか使えなかった筋肉が50本使えるようになる、というイメージです。

持っている力の発揮する能力が上がると。

筋コントロール

膝をついたテーブル、つまり四つ這いのポーズでキャットカウで骨盤の前傾後傾、背中の屈曲・伸展ができても、膝を指1本分挙げるだけで、動けなくなる人もいます。

これは膝を上げることでバランスが悪くなり、体への負荷が高まり、本来は必要ない箇所まで緊張し、それが動きを妨げます。

こういうことが、色々なポーズで起こります。

練習するうちに、力を入れる場所、入れる必要のない場所、身体の動かし方などが分かり、出来なかったことができる様になってきます。

ヨガのポーズをある程度長くキープすることのメリットの一つは、

緊張する場所や力を入れる必要のない場所を感じることができることです。


今回はポーズが出来ない理由として

1 骨格の理由

2 筋、筋膜の理由

3 神経系の理由

があることを説明しました。

実際はこんな単純じゃなく、1~3やその他の要素が絡み合っています。

例えば体調であったり、精神状態であったりも関係してくるでしょう。

そして、一つの部位だけが原因でなく、色々な体の部位がそれぞれ影響し合っているので、一箇所だけを改善しても全体的には問題は解決しないかもしれませんし、また新たな箇所が緊張することもあり得ます。

人間の身体は複雑なのです!

ヨガの良いところは体の一部だけにフォーカスせずに、体全体、呼吸や考え方も含めて、身体全体へアプローチできるところだと思っています。

ちょっと時間はかかります。

今日やって、明日、来週に効果が出る、というものではりません。

ある程度の期間、定期的に続けることで、

「あれ?いつの間にか最近、身体の調子がいい気がする・・」

という感じだと思います。

焦らず、急がず、欲ばらず、怪我をせずやっていきましょう!!

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