最近、

というか前から思っていることなのですが、ヨガをする意味とか理由ってなんでしょう?

「〇〇のポーズをできるようになりましょう」

とか

「柔軟性を養いましょう」

とか、って言われることもあるのですが、”何か違うんじゃない?”と。

ヨガの恩恵を受けましょう、とか言って

三点倒立のような逆立ちのポーズをしたり、

ブリッジをしたり

するのはどうなのかと。

逆立ちや三点倒立、ブリッジから得られるものは確かにあると思いますが、それ以上に怪我や傷害のリスクが大きいです。

得られるものは、なんでしょうね、、

それでしか得られないものは、、

えーっとあまり見つからないですが(笑

怪我のリスクは考えるまでもなく分かると思います。

前屈にせよ、二つ折りの携帯電話のようにペタッとつくことを目指すことに一体どんなメリットがあるのでしょう?

前屈から得たいものは、背中や腰の伸び、背中の広がりです。

そして脚の後ろ側(ハムストリング)のストレッチ。

それくらいです。

つまり、それを得られるであれば”ペターっと二つ折りになることを目標”に”頑張る”必要はないわけです。

日常生活的にも前屈であれば指先が床につけば、それで十分だと思います。

ヨガの雑誌や動画を見ていると、

「〇〇ができるようになりましょう」

という特集や記事、タイトルのものを見ることがありますが、その意味を考えてみましょう。

ヨガは見せ物ではありませんし、柔軟性や美しさを競うものでもありません。

本当にそう。

ヨガは練習そのものです。

ヨガの練習をすることこそがヨガなのです。

瞑想もそうだし、アーサナの練習もそう。

ヨガは自分の心身を見つめる時間です。

そこに柔軟性を求めたり、美しさを求める要素はありません。

ヨガをやっていたら、いつのまにか身体が柔らかくなっていた、

とか、

身体に気遣うようになっていた

優しい性格になったとか、

そういうものったらいいな、と思っています。