スラマッパギ!
ヨガもできるトレーナー倉園です。
2917年末から2018年始バリでヨガのトレーニングを受け、
全米ヨガアライアンス(RYT200)という
ヨガでは世界的に最もポピュラーな資格を取得してきました!

今回は備忘録の意味も込めて、
今回のバリでのRYT200取得ティーチャーズトレーニングについて書き残します。
ヨガの道に踏み込もうとしているあなたへ、何かの参考になれば幸いです。


RYT200って何?

正直なところ、
これまでは、RYT200なんて民間資格だし、
持っていなくても素晴らしいレッスンする先生はたくさんいるし、
「RYT200?それがどうしたの?」

と思っていました。

しかし、自分が取得した今、
これからは
「RYT200インストラクターです」
とミーハーにアピールしていこうと思います。

自分が取得しておいて言うのもアレですが、
ヨガの先生になるのにRYT200は不要ですし、
RYT200を取得したからといって良いレッスンができるわけではありません。

インストラクターとしての能力とRYTは全く別物と思っていいです。

もしスタジオに
「RYT200持ってます」
とインストラクターの応募があったとしても「だから何?」という感じです。

インストラクターとしては

良いレッスンをできるかどうか、

お客さんを満足させることができるかが大事

なのであり、

RYT200なんて、あまり意味ありませんからね。
取得したばかりの私が言うのだから間違いありません(笑)

運転免許と一緒です。
免許証あっても安全運転できるかどうかは別ですし、運転が上手いかどうかは関係ありませんからね。

結構なお金もかかるし、まぁ本気でヨガをやってるんだね、
という証にはなります。

名刺代わりみたいなもんですね。

RYT200はあくまでも「200時間の講習を受けました」という証明程度のものです。

なぜクラソノはRYT200を取得したのか?

ということで、これまでもあまりRYT200自体にはそれほど興味はなかったのですが、
どんなことをするのかは気になっていました。

できるだけ早い時期にRYT200の講習ができるスタジオ(RYS)となることを念頭にも入れていますので。

ヨガスタジオを経営するにあたって、RYT200とはどんな内容を学ぶのが知っておきたかったのです。

大分でRYT200を取得するには?

さて、豆知識。
大分でRYT200を取得する場合は、だいたい2パターンあります。
・一つが福岡まで土日3ヶ月通い続けて3ヶ月で取得というパターン。

・そしてもう一つが短期合宿です。
沖縄やハワイなどでやってることが多いですね。
だいたいRYT200で3週間のパターンが多いです。一日10時間で20日というイメージです。

なのですが、ジムとスタジオの雑務に追われて、そんな時間があるはずもなく、まぁ無理だな、、と思っていたのですが、、、
【年末年始10日間バリでRYT200取得】というものがあることを知り、「これは神の啓示!」と申し込みポチしたのです。

いや、ちょっと待てよ。。。
・・・10日間って?
200時間を10日間って・・・どうなってるの?
という好奇心もありました。

申し込みポチをして数週間後にバリのアグン山が54年ぶりに噴火して、どうなることかと思いましたが、この期間中はおとなしくしてくれて、無事に終了することができました。

バリ・ウブドについて

せっかくなのでバリについてご紹介しましょう。
バリといえば「神々が住む島」と言われるほど、いたるところに神様がいます。
日本も八百万の神の国ですが、バリでは実際にお供え物がいたるところにあります。
宿泊したホテルでもいろんなところにお供えがされていました。

観光スポットも多く、海ではサーフィン、山ではスピリチュアルや雑貨など見所がたっぷりな場所。
意外かもしれませんが、ジムやヨガもすごく盛んです。
ズンバも盛んらしく・・・日本のちょっとした街よりよほどエクササイズは活発です。

今回宿泊したウブドは山の中です。
空港から1時間半くらいです。ケチャダンスとか、有名ですよね。

ヨガに関しても長期休暇の欧米人やそのままバリに移住した人なども多く、有名なヨガスタジオがたくさんあります。
今回の講師陣もインドネシアではかなり有名な先生だったらしいですが、さすがに私は知りませんでしたけどね。

インドネシアのヨガ界のスーパースター、アンジャス。

RYT200養成合宿について

人数・期間

今回は総勢51名(内、男性5名)で
12月29日から1月8日まで約10日間のヨガ合宿を行いました。

年齢・ヨガ歴

ヨガの先生をしている人が5人くらい(?)ヨガ歴1年以上が15名程度?
半分以上はヨガ歴1年以内でしたね。年齢は・・・よく分かりませんが、
20歳前半の方も数名。25ー35歳くらいが多いのかな、、、という感じ。
40歳の方もちょっとはいたと思いますが、個別に聞いてないので、、、

どんな人がいるの?

ヨガを本格的に学んで先生になろう!
というより、
純粋にヨガが好き!
という人がほとんどです。

ヨガのスタジオ経営しています、という人はいませんでした。

ヨガ歴1年以上の人やヨガの先生しています、
という人もヨガに関する知識は少なく、
「ひょっとして自分が一番知識があるのかもしれない」

と感じましたね。

本はたくさん読んでますし、解剖学は職業みたいなものですからね。

どんなところで合宿やってるの?

研修中はホテルに缶詰です。周りには何もありません。

食事はホテルのブッフェでしたが、
メニューは毎日代わり映えせず、
私的には肉が少なくて、普通ならちょっとしたストレスになるところでした。
ただ今回は最初から諦めていましたし、ヨギーらしく”チッタ”を抑え、気持ちをスルーしました。

日課

日課は朝6時から夜23時過ぎまで真面目にヨガや座学や宿題ワーク。
私は朝5時半に起きて、毎朝15分の瞑想から1日をスタートしていました。

ただ、これも任意でやってない人はやってない。

7時前に起きてやってくる感じです。

7時からアーサナが始まるのでそれまでには皆集まっていました。

皆さん、結構真面目です。


私は一人部屋だったので、
好きな時間に寝て好きな時間に起きることができましたが、相部屋の人は大変かもね、、

教科書はアイアンガーさんの「Light on yoga」(ハタヨガの真髄)
この本は、世界的にも有名で多くのヨギー、ヨギーニがこれで学んでいるそうです。

ですが・・・

今回のメイン講師mona の先生がアイアンガーさん本人にLight on yogaの本にサインをもらおうとしたところ、
その本をアイアンガーさんが叩きつけたとか・・・どうやら本人はあまり気に入ってないようです。
(おいおい、アイアンガーさん、一体何万人の人がこれをバイブルにしていると思っているのかい?)

他にもオリジナルのテキストが1冊。

女性は真面目な人が多く、テキストにびっしり書き込んでいましたね。

私は耳で聞いて覚えるタイプという言い訳をしてほとんどメモはとっていません。。。
今思えば、後で見せてもらえばよかったな、、、と。

初日、二日目あたりまでは良かったですが、
だんだんキツくなり5日目あたりから、皆かなりキツそうでしたね。
毎日のハードなヨガとタンパク質の少ない食事のせいだと思います。

やはり食事は大切です(笑)

あとは相部屋ストレスでしょうね。

最終試験があります。

さて、今回合宿の目玉は最終テスト。
自分でレッスンを考えて人前で先生役としてレッスンをするのですが、
これまで人前に出て教えるなんてやったことない人がほとんどで、
皆さん頑張っていました。

そして、本番では涙する人が続出!


見ているだけで感動ものです。


私はこれまでも空手を教えてきてますし、
人前で運動指導もやっているので、人前でやるのは慣れているので、
まぁ、一生懸命にやっている人に申し訳ないくらい要領よく適当に・・・
泣く見せ処もなく終了。

レッスンの最終日も
講師陣が上手く感動させてくれるもんだから、
「キルタン」という歌うヨガみたいなシーンでは
あちこちでクスン・・・クスン・・・とすすり泣く声がしてました。
たったの10日間ですが、最後はかなり盛り上がりましたね。

最終試験の様子。前でやってる人が先生役
試験終了後。

グループについて

今回は人数が多くグループ割をしました。
私の属するグループのメンバーがかなり優秀というか、、、
逸材が多くて。ちょっと紹介しますね。

・バリ在住18年。見た目30歳なのに私より年上だったズンバ大好きako
・多国籍語を完璧に操る東大大学院卒で、航空券が安いからという理由でアフリカや中東に旅する香港のアンジェリーナ=アンジー
・奥さんと一緒に参加し、この講習がハネムーン代わり、というヨガ初心者で私の心の拠り所になった40歳男性ムッキー=アッキー
・在シンガポールの保育士なのに英語がほぼ喋れそうにない大人しめな熊本人女性クマモン=サユリン
・熊本弁で場を和ませる、一見やる気のないのに、試験で号泣する一級ネイリストのクマモン=ヒトミン
・これから半年間バックパッカーになるという、大阪でチベット密教系のヨガを教えている35歳のプロシンガー女性。。。カナコーサナ
・3姉妹でビールを背負って南米を旅したという、残業300時間というブラックな記録を持つ26歳次女。フィンク=アイカ
・20代かと思いきや私と3つ違いと知ってから親近感を持った、大人しめな雰囲気からは計り知れない能力の持ち主パトロン=アヤコ。
そして私。
よくぞこのグループに固まったな、、というくらい良い意味で濃いメンバーでした。

チームの名前はガルーシャというのですが、
ガルーダ(神様が乗る鳥)もガネーシャ(ヒンズー教の神様の一柱。像の頭と4本の腕を持つ)
も何かを知らない残業300時間のビール好き次女が”ガルーダ”と”ガネーシャ”を勝手に混合して言い間違えて「ガルーシャ」と言ったことに由来します。

garushメンバー勢揃いの写真

お陰で人見知りの私も、影薄く班に馴染むことができました。
どれくらい仲良くなったかというと、、
最終日にジャコウネコのウンチから採種したコーヒー(コピ・ルアク)を洒落た喫茶店で飲みながら、お別れをしたくらい深い絆を結ぶことができました。

バリにこんなおしゃれでこ綺麗な店があることに驚いた、ことに在バリakoさんに驚かれた。バリをバカにするなと。

少なくとも3年くらいは忘れない思い出になりました。

・・・

いや、嘘です。ずっと忘れないと思います。(多分)

RYT200の内容について

大事なRYT200の内容は「こんなくらいなのか・・・」という感じ。
すでに知っている知識が多く、
「おぉーそういうことだったのか!」
というユーリカ的発見はなかったのですが、そもそも本読めばだいたいは自分でも勉強できますからね。

以前から気になっていたことは、質問してかなりクリアになりました。

アサナではトランジット(移行)ポーズやヴィンヤサの流れなどは参考になりましたね。
「あー、こういうつなげ方か!」
「この体の使い方は初めてだな、、、」と。

解剖学については
”ほとんどの人が何も分かってない”
ということが分かったことが収穫でした。
難しいし、まぁ、そんなもんかと。。

自分のインストラクターとしての強みはそこだ!と。

他のインストラクターにはできないこととして、
アサナや動作、姿勢をみて、エラーを探して、修正する、みたいなことができますからね。
筋トレのアドバイスもできますし。

日本で数名しかいない(他にいたら教えて欲しい!)ストレングス&コンディショニングトレーナーの資格をもつヨガインストラクター、という肩書きで売っていこうかと思います。
(そんなニーズがあるかどうかは別として・・・)

全体的には
研修内容がどうのこうのより、

「楽しかったから良かった」
という感じですね。
一日中ヨガのことを考える、という時間も貴重でした。
RYT200の肩書きも取れたし。

RYT200はこんな人におすすめ

あなたが先生になるつもりがなくても、
普通にヨガする上では、
RYT200は取得の必要はないけれど、
機会があれば取得してもいいと思います。

ヨガに対する知識は深まりますし、
ヨガとの向き合い方も変わると思いますよ。
あなたがヨガに対して真剣になればその分、社会が良くなります。
ヨガには、いい意味で社会を変えることができる力があるので、
ヨガを深く学んで欲しいと思います。

お金はかかりますが、その分、真剣になりますよね。
それなりの価値はあるかと思います。
(*個人差があります)

社会人は時間がないので、
スケジュールはハードでも短期間で取得できるのは嬉しいですよね。
”楽しく”、”短期間で”、”RYT200の肩書き”が欲しい方にはオススメです。

おそらく最短(もしくは最短レベル)で取得できるのは間違いないです。

今回一緒に学んだ仲間が一体どうやってこの取得を生かして行くのか、すごく興味あります。
1年後に「RYT200取得したことが、どう役に立ったか」聞いてみたいですね。

最終日。修了書を手にして。この数時間後に解散。。。
講師のモナ、フィスカ、アンジャスと最後にマッスルポーズ。 ヨガじゃないんだ・・・。

最後までお読みいただきありがとうございました!

しかし、、実はこの続きがあります!!

RYTについて興味がある人はこちらからアンケートにお答えください。

簡単なアンケートです。

お礼としてPDFレポート

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