ヨガとストレッチの違いって?

こんにちは。 クラソノです。 これからヨガのよくある質問として、いくつかお答えしていきます。 ヨガをやる中で、「??」と思うことはたくさん出てくるはずです。 どうせなら、 ヨガから得られる恩恵を100%受けて欲しいと思っています。 何も知らずにヨガをやるより、 色々なことを理解してヨガをやる方が絶対に効果的です。 中にか、あなたの知っている常識や世間の常識とは違うこともありますが、 とりあえずは、 「へぇーそんな考えもあるんだ・・」 的に理解してくれればいいです。 1 ヨガとストレッチの違いは何ですか? やっている瞬間の写真を見ても、それがヨガがストレッチなのかピラティスなのか判断することはできません。 やることはあまり変わりません。 やっているポーズは姿勢は同じようなものです。 違うのは、目的や根底にある考え方です。 ということを踏まえつつ以下、説明します。 ・ヨガとストレッチの違い その1 意識 ヨガとストレッチの違いをざっくり簡単に一言で言えば、 近代的なストレッチエクササイズに呼吸や瞑想の要素を加えたものがヨガになります。 さらにヨガはストレッチする(伸ばす)だけでなく、筋肉を縮めることを意識したり、 筋トレ的な要素も含まれます。 ストレッチにも色々ありますが、ヨガにも色々あります。 ゆっくりポーズをキープするのものあれば、どんどん動くものもあります。 さらには、単なるエクササイズでなく考え方や哲学なども含んでいます。全部含めてヨガ です。 またストレッチがある特定の部位の筋肉にフォーカスするのに対して、ヨガの場合はスト レッチと同じように見えるポーズでも、姿勢や呼吸の調整など、身体全体を意識すること も大きな違いです。 ・ヨガとストレッチの違い その2 目的が違う ヨガの目的は・・・ これは何時間もかけて説明することができるテーマですが、とりあえずは心の平穏的な感じでしょうか? これは本当に難しい。 ヨガの種類やタイプにもよりますが、やはり最終的には「幸せ」とか、どちらかといえば内的な目的がメインになってきます。 ストレッチの場合は、その名のとおり筋肉の伸長です。 運動前の準備運動であったり、柔軟性・可動域の獲得、運動後の筋肉の強張りを減らす、 腰椎や肩こりの解消など、ある一定の目的をもって行われることが多いです。 このストレッチをやると、この筋肉が伸びて、こうなる というように、どこかの筋肉や関節にフォーカスします。 そこに「心」だとか「平穏」だとかいう概念が入る隙間は1ミリとありません(笑 やっていることは同じかもしれませんが、目的はかなり違うのです。 腰痛や肩こり、運動不足解消のためだけならストレッチでも十分ですが、 せっかくなら、そこに瞑想的な効果や、呼吸エクササイズなども含んでいる方がいいですよね。 ヨガは単なるストレッチ以上の効果が期待できるエクササイズ、という位置付けです。 トレーナーとしても、プラスアフファの効果があるヨガをおすすめします。